現在、Cacao Zokuでは3種類のベネズエラ産のカカオ豆を使用しております。カカオ豆それぞれの地域の気候や環境により様々な味と香りを楽しめます。お好みのカカオ豆をぜひ見つけてみてください。
日本では初お目見え!!とても貴重なカカオ豆! グアサレの名前はベネズエラ西部にある広大なマラカイボ湖近くを流れる川の名前に由来しています。お隣のコロンビア共和国との国境に位置する広大なシエラ・デ・ぺリハ山脈に由来するこのカカオ豆の品種は、歴史上カカオが栽培されていた最も古い地域の一つに数えられ、16世紀の紛争中に中央アメリカ地域に広がったと言われています。世界のチョコレート愛好家の間では赤いカカオの果実味、アーモンドや花の香りにシトラスの風味が加わる豊かな芳香が特徴として知られています。繊細な味には酸味はなく、まろやかな中に広がる苦みと甘みの両方をお楽しみいただけます。 日本でグアサレの豆をお取り扱いしているのはCacaoZokuのみとなります。
パタネモ(地名)は、ベネズエラ中央北部のカリブ海に面した海岸線に沿った連峰の渓谷に位置しています。 最高級のカカオが取れる場所として知られるチュアオも同じ連峰内の異なった渓谷に位置し、その連峰はその他、マントゥアーノ、オクマレなど多くのブランドカカオを産出しているエリアです。 私たちが取り扱うカカオ豆は、渓谷内にある美しい自然に囲まれたサン・エスティバン国立公園の中に51ヘクタールの農地を有する農園で生産され、ナッツをベースにクローブやシナモンといったスパイス風味が加味されたエキゾチックな香りを持つトリニタリオ種で栽培、収穫、発酵、乾燥までの工程すべてを手作業で丁寧に行っています。
世界的に最高品質を誇るベネズエラのファインカカオ豆として名の知れたチュアオは、首都カラカスから北西のアラグア渓谷にあり、後ろはエンリピティエール国立公園の山と、前はカリブの青い海に挟まれ、周囲とは孤立した状態で位置しています。渓谷へは川からのボート、もしくは山道を通じてのアクセスのみとなっています。 豆はトリニタリオに分類されますが、クリオロ種が多く含まれたハイブリットとなり、クリーミィ―な中にフルーティーさがあり、香り高く、酸味のさわやかな余韻が残る大変希少価値の高いカカオ豆となっています。